【VBA】条件付き書式とは?VBAで操作する理由とメリット

1. 条件付き書式とは?

Excelの 条件付き書式 とは、セルの値や数式の結果に応じて、自動的にセルの見た目(フォント、背景色、罫線など)を変える機能です。
たとえば以下のような場面で使われます。

  • 売上が 100以上のセルを赤字にする
  • 在庫が 0のときに背景をグレーにする
  • 文字列に「エラー」と含まれる場合にセルを強調表示する

このように、データの状態を一目で把握できるようになるため、業務効率化に大きく役立ちます。


2. VBAで条件付き書式を操作する理由とメリット

通常のExcel操作でも設定できる条件付き書式ですが、VBAを使うことで以下のようなメリットがあります。

大量のセルに一括設定できる

手作業で条件付き書式を設定するのは面倒ですが、VBAなら 複数シート・複数ブックに一括で設定 可能です。

例:全シートで「100以上は赤字」の条件を一括設定

動的にルールを変更できる

VBAを使えば、状況に応じて条件を変更できます。
たとえば、「期末は基準値を80に変更」「特定の日付以降は背景色を変更」といった 柔軟な対応 が可能です。

標準機能では難しい処理が可能

ExcelのGUIからでは設定できないような 複雑な条件 も、VBAを使えば数式やロジックを組み合わせて実現できます。


3. まとめ

  • 条件付き書式は、セルの値や条件に応じて自動的に書式を変更する機能。
  • VBAを使うことで、大量データの一括処理や動的な条件変更が可能になり、Excel操作を大幅に効率化できる。

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