VBAでループを使って、指定した文字列を含むセルを探そう!(実践例)

今回は、「特定のキーワードを含むセル」を探してハイライトする方法を紹介します。
たとえば、A列に「エラー」という文字列が含まれているセルを見つけたい場合に使えるテクニックです。


1. 目的

  • A1~A20 の中から、「エラー」という文字列を含むセルを探す
  • 該当セルが見つかったら、黄色に塗る

2. コードの例

Sub HighlightKeyword()
Dim i As Integer
Dim keyword As String
keyword = "エラー"

For i = 1 To 20
If InStr(Cells(i, 1).Value, keyword) > 0 Then
Cells(i, 1).Interior.Color = RGB(255, 255, 0) '黄色
End If
Next i

End Sub

3. 処理のポイント解説

  • InStr(文字列, キーワード) を使うことで、含まれているかどうかを調べられます
  • 条件に合致したら Interior.Color を使って背景色を変更

4. 実行前の準備

  • A1~A20 にいろいろなテキストを入力しておきます(例:「処理成功」「エラー発生」「正常終了」など)

5. 実行結果のイメージ

A列(入力)
処理成功
エラー発生黄色
エラー:コード123黄色
正常終了

ワンポイント

  • 「完全一致」ではなく「部分一致」なので、「エラー」が含まれていればOK
  • 「大文字・小文字」を区別したくないときは、LCase関数で統一するのも便利です

6. まとめ

このテクニックを使えば、レポートやログのチェック作業を自動化できます。
特定のキーワードを探したり、エラー内容を強調表示したりする際にとても便利です!


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