ループと条件分岐を使って、セルの内容に応じて判定しよう!(実践例)

今回は、A1~A10のセルにある点数をもとに、合否判定をするマクロを紹介します。


1. 目的

  • A1~A10 にある点数を読み取り
  • それぞれが「80点以上」なら「合格」、それ以外は「不合格」とB列に表示

2. コードの書き方

Sub JudgePassFail()

Dim i As Integer
Dim score As Integer

For i = 1 To 10
score = Cells(i, 1).Value

If score >= 80 Then
Cells(i, 2).Value = "合格"
Else
Cells(i, 2).Value = "不合格"
End If
Next i

End Sub

3. 処理の流れを解説

  • Cells(i, 1).Value で A列(点数)を取得
  • If score >= 80 Then で合否を判定
  • 結果を B列(Cells(i, 2))に「合格」または「不合格」と書き込む

4. 実行前の準備

  • A1~A10 に数値(点数)を入力しておいてください

5. 実行結果

A列(点数)B列(判定)
92合格
75不合格
88合格

ワンポイントアドバイス

  • 点数が入力されていないセルがあると、エラーの原因になります。
    → 安全にするには IsNumeric を使って点数があるか確認するのもおすすめです。

6. まとめ

ループ × 分岐(If) を使えば、セルの内容に応じた処理が簡単にできます!

この基本を使いこなせば、

  • 合否判定
  • グレード分け
  • 条件付きの集計や色分け

なども可能になります!

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