VBAの比較演算子

1. 比較演算子とは？

VBAの比較演算子を使用すると、2つの値を比較し、条件に合致するかどうかを判定できます。主に If 文や Select Case で使用されます。

2. VBAの主な比較演算子

VBAには以下の比較演算子があります。

3. 比較演算子の使用例

(1) If 文での使用

Sub CompareExample()
    Dim a As Integer, b As Integer
    a = 10
    b = 5
    
    If a > b Then
        MsgBox "aはbより大きい"
    Else
        MsgBox "aはb以下"
    End If
End Sub

(2) Select Case での使用

Sub CheckValue()
    Dim num As Integer
    num = 5
    
    Select Case num
        Case Is > 10
            MsgBox "10より大きい"
        Case 5
            MsgBox "ちょうど5"
        Case Else
            MsgBox "その他"
    End Select
End Sub

4. まとめ

• = は値が等しいかを比較する。
• <> は値が異なるかを比較する。
• >, <, >=, <= を使うことで大小比較が可能。
• If 文や Select Case で条件分岐に活用できる。

比較演算子を使いこなすことで、柔軟な条件判定が可能になります。