1. はじめに
Microsoft 365 を使っているとよく出てくる「OneDrive」と「SharePoint」。
どちらもクラウド上にファイルを保存できるサービスですが、役割が違います。
「結局どっちを使えばいいの?」と迷う方のために、初心者でもわかるように整理してみます。
2. OneDriveとは?
OneDriveは、個人用のクラウドストレージです。
自分のパソコンやスマホからファイルを保存しておけば、インターネット環境があればどこからでもアクセスできます。
特徴
- 個人がメインで使う保存場所
- 自分のPCのフォルダと自動同期可能
- 他人と共有もできるが、基本は「自分のもの」
例えると…
👉 自分専用の引き出しやロッカーのようなもの。
普段は自分だけが使い、必要なときにだけ鍵を渡して他の人に見せることもできます。
3. SharePointとは?
SharePointは、チームや組織で使うための共有スペースです。
部署内のマニュアルや、会議で使う資料などを保存・管理するのに向いています。
特徴
- 複数人で同時に編集や閲覧が可能
- 権限を細かく設定できる(閲覧だけ、編集も可など)
- Teamsと連携して、会議資料やチャットと一緒に活用できる
例えると…
👉 みんなで使うキャビネットや本棚のようなもの。
部署やチームで必要な資料を入れておき、全員が見たり更新したりできます。
4. 違いを表で整理すると
項目 | OneDrive | SharePoint |
---|---|---|
主な利用者 | 個人 | チーム・組織 |
保存対象 | 自分のファイル | 共有ファイル |
権限管理 | 基本的に自分のみ(必要なら共有) | ユーザーごとに細かく制御可能 |
使い方のイメージ | 自分の引き出し | みんなのキャビネット |
5. 実際の使い分け
- OneDrive → 自分の作業中のファイルや個人メモを保存
- SharePoint → 部署共有のマニュアルやチームのプロジェクト資料を保存
つまり、
👉 「個人の作業=OneDrive」「チームでの共有=SharePoint」
と覚えるとわかりやすいです。

6. まとめ
- OneDriveは個人用のクラウドストレージ(自分専用のロッカー)
- SharePointはチーム用の共有スペース(みんなのキャビネット)
- 使い分けることで、ファイル管理がスムーズになり、仕事の効率もアップ!
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