XLOOKUP関数は、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数の進化版として、柔軟な検索ができる強力な関数です。
VLOOKUPのように列番号を指定する必要がなく、逆方向の検索も可能!
目次
1. XLOOKUP関数の基本構文
=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, [見つからない場合], [照合モード], [検索モード])
引数 | 説明 |
---|---|
検索値 | 検索する値(例: “商品A”) |
検索範囲 | 検索値を探す範囲(例: A列) |
戻り範囲 | 検索値に対応する値を取得する範囲(例: B列) |
[見つからない場合] | 該当データがないときの表示(省略可) |
[照合モード] | 完全一致や近似一致の指定(省略可) |
[検索モード] | 順方向・逆方向の検索指定(省略可) |
2. XLOOKUPの基本的な使い方
例1:商品名から価格を検索
商品リスト(A列: 商品名, B列: 価格)があるとき
=XLOOKUP("商品A", A2:A10, B2:B10)
➡ “商品A” をA列で探し、その対応するB列の価格を取得
✅ VLOOKUPのように列番号を指定しなくてOK!
✅ 検索範囲と戻り範囲が独立しているので、左側のデータも取得可能!
例2:見つからないときにエラーを防ぐ
=XLOOKUP("商品X", A2:A10, B2:B10, "該当なし")
➡ “商品X” がなかった場合、**「該当なし」**と表示する
例3:近似一致を使う(照合モード)
=XLOOKUP(85, A2:A10, B2:B10, "なし", 1)
➡ 85以上の最小の値を検索(近似一致)
(1
は 次に大きい値 を返す)
例4:検索方向を逆にする(検索モード)
=XLOOKUP("商品A", A2:A10, B2:B10, "該当なし", 0, -1)
➡ 下から上に検索する(逆方向検索)
✅ データが昇順・降順に並んでいなくても対応可能!
3. XLOOKUPとVLOOKUPの違い
特徴 | XLOOKUP | VLOOKUP |
---|---|---|
検索方向 | 上下どちらもOK | 左から右のみ |
戻り範囲 | 別の列・左側もOK | 指定列のみ |
列番号の指定 | 不要 | 必要(変更時に手直しが必要) |
エラー処理 | 見つからない場合 を指定可能 | IFERRORと組み合わせが必要 |
検索速度 | 高速 | 大量データでは遅くなることも |
4. まとめ:XLOOKUPのメリット
✅ VLOOKUPよりも使いやすく、より柔軟な検索が可能!
✅ 検索方向を自由に指定できる(逆方向OK)
✅ 見つからない場合の処理をシンプルに書ける
VLOOKUPに慣れている人も、XLOOKUPに移行するとより効率的に作業できます!
(ただし、XLOOKUPはExcel 365・Excel 2019以降でのみ使用可能なので、バージョンに注意しましょう。)
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