IFS関数は、複数の条件を簡潔に判定できる関数です。
IF関数の入れ子(ネスト)を使わずに、スッキリとした式を書けるのが特徴です。
目次
1. IFS関数の基本構文
=IFS(条件1, 結果1, 条件2, 結果2, 条件3, 結果3, ...)
引数 | 説明 |
---|---|
条件1, 条件2, … | 判定する条件(例: A1>=80) |
結果1, 結果2, … | 条件がTRUEのときの結果 |
✔ 最初にTRUEになった条件の結果が返る
✔ IF関数の入れ子を使わずに、複数の条件を簡単に書ける
2. IFS関数の基本的な使い方
例1:点数に応じて成績を表示
=IFS(A1>=80, "優秀", A1>=60, "合格", A1<60, "不合格")
➡ 80点以上なら「優秀」、60点以上なら「合格」、それ未満なら「不合格」
※ IF関数の入れ子で書くと…
=IF(A1>=80, "優秀", IF(A1>=60, "合格", "不合格"))
➡ IFS関数を使うと、入れ子を減らせて見やすくなる!
例2:売上目標の達成度を判定
=IFS(B2>=100000, "達成", B2>=50000, "努力中", B2<50000, "未達")
➡ 売上 10万以上なら「達成」、5万以上なら「努力中」、それ未満は「未達」
3. IFS関数を使うときのポイント
✅ 最初にTRUEになった条件の結果が返る(その後の条件は評価されない)
✅ 「すべての条件がFALSEのとき」の処理を入れるには TRUE, "デフォルトの結果"
を最後に追加
例:「エラー」の場合を追加
=IFS(A1>=80, "優秀", A1>=60, "合格", A1<60, "不合格", TRUE, "エラー")
➡ どの条件にも当てはまらない場合は「エラー」を表示
4. IFS関数とIF関数の違い
関数 | 特徴 |
---|---|
IF関数 | 条件分岐が1つなら簡単だが、複数条件では入れ子が増えて見づらくなる |
IFS関数 | 複数条件をスッキリ記述でき、ネストの必要がない |
複数の条件を扱うときはIFS関数の方がシンプル!
ただし、Excel 2016以降でしか使えないので、バージョンに注意しましょう。
IFS関数を使えば、複雑な条件分岐を簡単に記述できます!
IF関数と使い分けながら、効率的にExcelを活用してみてください。
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