IF関数は、条件に応じて異なる値を返す関数です。たとえば、テストの点数が60点以上なら「合格」、それ未満なら「不合格」と表示する、といった判断に使えます。
目次
1. IF関数の基本構文
=IF(論理式, 真の場合の値, 偽の場合の値)| 引数 | 説明 |
|---|---|
| 論理式 | 条件を指定（例: A1>=60） |
| 真の場合の値 | 条件が**TRUE（真）**のときの結果 |
| 偽の場合の値 | 条件が**FALSE（偽）**のときの結果 |
2. IF関数の基本的な使い方
例1：点数が60点以上なら「合格」、未満なら「不合格」
=IF(A1>=60, "合格", "不合格")➡ A1の値が60以上なら「合格」、それ未満なら「不合格」
例2：売上が100,000円以上なら「達成」、未満なら「未達」
=IF(B2>=100000, "達成", "未達")3. IF関数の応用（入れ子のIF）
**「80点以上は優秀、60点以上は合格、それ未満は不合格」**のように、複数の条件を判定する場合は、IFを入れ子（ネスト）にできます。
=IF(A1>=80, "優秀", IF(A1>=60, "合格", "不合格"))➡ 80点以上なら「優秀」、60点以上なら「合格」、それ未満なら「不合格」
4. IF関数を使うときのポイント
✅ 比較演算子（=, >, <, >=, <=, <>）を正しく使う
✅ ネスト（入れ子）を多用しすぎると見づらくなるので注意
✅ IFS関数（Excel 2016以降）を使うと複数条件の処理がスッキリ書ける
IF関数は、Excelのデータ分析や条件分岐でよく使われる便利な関数です！ぜひ実践で活用してみてください。
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